山下レディースクリニック
クロミッド
2008年2月9日
現在4歳の子供が居て去年の7月から不妊治療のため病院に通っています。
ホルモン測定・精液検査・卵管疎通性検査を受けて問題はないことは分かりタイミング療法で頑張ってきました。
そして去年の8月に卵管疎通性検査をやりその月に妊娠できたのですが小さめと言われ結局流産してしまいました。
それ以降、妊娠できずに今に至ります。
本日、病院に行ってきて超音波検査をしてもらい卵胞の大きさから排卵日の予測をしてもらったのですが、私は元々から高温期が短めと言われもし来月生理がきちゃったらクロミッドを服用してみましょうと言われました。
でも、クロミッドの副作用が恐くて…。
やっぱり私はクロミッドを服用しての治療にした方がいいのですか?
お忙しいところすみませんが先生のアドバイスを下さい。
黄体ホルモンの分泌が十分でないと、高温期が短くなります。高温期中期の黄体ホルモンの値を測ってもらったことはありますか? 黄体機能が十分でないと着床が難しく、流産も起こりやすくなると言われています。
クロミッドには抗エストロゲン作用がありますので、長期間服用していると子宮内膜が薄くなる、頸管粘液の分泌が悪くなるといった副作用が出ることがありますが、いずれも服用を中止されれば回復する一時的な変化です。
排卵誘発剤を用いて、良い卵を育てることは、黄体機能を間接的に高めることにもつながりますので、一度、試されてみてはいかがでしょうか?
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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