山下レディースクリニック
クロミフェンによる採卵について
2010年9月27日
お忙しいところ申し訳ありませんが
よろしくお願いします。
今まで、ロング法とアンタゴニスト法で採卵をしました。
ロング法では20個採卵出来たものの、
分割がうまく行かず、胚移植中止。
アンタゴニスト法でも20個採卵出来、
8分割のよい胚が1つだけ出来たので新鮮胚移植しましたが
妊娠には至りませんでした。
どちらの方法でも受精率が悪く、
どうも卵の質または精子の質が悪いのかもと
指摘されています。
次の体外受精ではクロミフェンによる採卵を勧められましたが
平均2個くらいしか採れないと聞き、
とても不安です。
医学には分からないことがたくさんあるのは充分承知ですが
先生はクロミフェンによる採卵で質の良い卵が
出来ると思われますか?
クロミフェンの副作用で内膜が薄くなるので
凍結をして移植と言われましたが、
2個ほどしか採卵できないのに、
胚盤胞になる卵なんて作れるのかと
途方に暮れています。
ロング法やアンタゴニスト法で20個も採卵できていますので、私ならば、このまま刺激周期を行うことをおすすめすると思います。
顕微授精は試されたのでしょうか? まだチャレンジされていないようならば、次回は顕微授精を行い、それでも受精率が悪いようならば、受精率を改善するための活性化などについても担当医のご意見をきかれてみてはいかがでしょうか?
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
クリニックの先生をはじめ、看護婦さんや受付の方達がとても親切にして下さいました。わからないことがあれば、質問すると、一生懸命答えてくれたので、安心につながりました。ありがとうございました。
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