山下レディースクリニック
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2008年6月16日
山下先生、以前はお忙しいなか丁寧な回答どうもありがとうございま した。山下 先生の意見を聞いて決心し、先日卵管造影の検査をしてき ました。結果は左は細いもののなんとか通っており、右は検査の最後 の最後になんとか卵管が細く写しだされたものの造影剤が卵管の先で 止まってしまいそれ以上は通っていないので先のほうで閉塞している 可能性が強いとのことでした。 左が細いとはいえ通っているとのこ とで自然妊娠も...と私なりに思ったのですが、主治医の先生 からはタイミングでこのまま様子をみてもいいけれど、左が通過して いるとはいえかなり細いようなので腹腔鏡もしくは体外受精を考えた 方が良いかもしれないと話がありました。 腹腔鏡は考えないとし て、卵管がかなり細いという状況でこのままタイミング療法を続けて 自然妊娠するのはやはり厳しいのでしょうか?
お忙しいとは思い ますがもう一度先生のご意見聞かせてください。よろしくおねがいい たします。
回答遅くなりまして、すいません。子宮欄造影で右側の卵管閉塞、左 側の卵管狭窄が認められるとのこと。タイミング療法をすでにある程度(半年以上)続けてこられたのであれ ば、そろそろステップアップをお考えになったほうがいいと考えます。レントゲンの画像を見ておりませんので、正確な判断はできませんが、右の卵管が閉塞することになった炎症が起こった際に、左の卵管も同時にダメージを受けている可能性はあります。それでも自然妊娠への希望を託して、左からの排卵時に人工授精(AI H)を試してみるか、より可能性の高い体外受精にすすむかは、『moco』さん の年齢とご夫婦のお考え次第だと思います。
<ご注意>
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