山下レディースクリニック
15mmの卵胞と薄い内膜
2011年7月26日
いつもお世話になります。
今月からFSHとHCGでタイミングの治療中です。
D4からゴナールfを75ずつ6日間打ちました。
D10では19.15.11.11の4つの卵胞があったので、11mmのものが大きくならないようにと慌ててHCG(朝11時)を打って下さいました。
そこで質問なのですが、
1.この場合、多胎のリスクはありますでしょうか?
2.HCGを打った翌日から高温期に入りましたが、当日に排卵した可能性はありますでしょうか?
3.D10エコーの時に内膜の状態を見てドクターが「わー、これはキレイな良い内膜だよ!」とおっしゃったので厚さをお伺いしたら、ちょっと薄くて6.1mmと言われ、まだ厚くなるよとおっしゃいましたが、その後すぐにHCGを打ちました。内膜の質?が良ければあまり心配しなくて良いのでしょうか?あと、低温期がせめて13日程あったら内膜が厚くなる時間の余裕が出来る気がするので、次周期から薬を減らすか投与期間をずらした方が良いのでしょうか?
お忙しい中申し訳ございませんが宜しくお願いいたします。
1、この状況では、多胎妊娠の可能性はほとんどないと思われますが、ゼロではありません。
2、hcgを打った時点では、すでにご自身のLHサージ が起こっていて、hCGを注射された当日に排卵された可能性はあります。
3、子宮内膜の厚さは、着床期に8mmあれば大丈夫です。『じゅな』さんは、排卵誘発剤の注射をされないと排卵が起 こらない方なのでしょうか? そうでないのであれば、排卵数がコントロールできないタイ ミング法の段階では、排卵誘発効果の強い注射による卵巣刺激は、私はおすすめいたしません。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
約1年タイミング法で、妊娠できず、体外受精に挑戦しても結果が出ず、治療をいつまで続けるか考えはじめた矢先に子どもを授かることができました。少し気が抜けて頑張りすぎなくなったころの妊娠でした。後から考えるとずっと気を張りつめるのではなく時には少し楽に考えるのがよかったかもしれないと思っています。最後になりましたが山下先生、スタッフの皆様、1人目の時から、今回まで、本当に長い間ありがとうございました。
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