山下レディースクリニック
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2008年4月8日
度々申し訳ありません。先日子宮腺筋症について質問させていただいたものです。周期10日目に卵菅造影を行い、その日の超音波では卵胞17 内膜11くらいだったようです。数値ははっきり聞いていませんが2日後くらいに排卵するでしょうといわれ、その日は注射を打たずに帰りました。ちょうど2日後、周期12日目に来院すると すでに排卵していましたがhcg注射を打ちました。そして2日後、周期14日目からデュファストン服用指示を受けました。排卵したことを確認したものの 体温はすぐにあがりませんでした。 10日目 36.39 11日目 36.36 12日目 36.32(排卵確認) 13日目 36.42 14日目 36.56 15日目 36.57 16日目 36,85でした。 毎周期完全な高温になるまでに日数がかかります。 上記のような体温でのチャンス日を強いていうならどの日でしょうか・・というのも子供が小さくなかなか来院できないため 専門病院で卵菅造影を受け今の子宮の状態を確認した上でしばらくは近所の病院で薬だけ処方していただくようにすることにしました。もちろん薬をいただくために診察は受けますが タイミングは自分でとるしかありません セキソビット服用のため、毎週来パターンは似ているのですが、イマイチタイミングがつかめません 参考程度に、上記の場合はいつごろが良さそうでしょうか また、勘違いをしてヂュファストンを4日間2錠ずつ飲んでしまいました。即、病院に電話すると1錠ずつにもどし、薬がなくなった時点で追加はいらないと指示されました。本当は12日分でしたが、7日間の服用になってしまいます。 もう仕方ないことですが多めに飲んでも子宮等に負担のかからない薬なのでしょうか それと追加は本当にもらいかなくても良いのでしょうか。病院になかなか行けないことを知っている先生なので 本当は飲んだほうが良いけど仕方ないから飲まなくて良いといわれたのではないかと少しきになっています 長々とすみません
お願いします。
卵子が放出され排卵が起こると、卵胞は黄体となって黄体ホルモンを 分泌します。この黄体ホルモンの影響で、基礎体温が高温になるのです。すっかり基礎体温があがってしまった頃には、すでに排卵から24 時間以上経過し、卵子の受精能力が失われているというようなケースもありえますし、またダラダラと上昇していく途中で排卵が起こる場合もありますので、基礎体温だけで夫婦生活のタイミングを測ることはできないとお考えく ださい。
月経周期が規則的な方でしたら、排卵検査薬を処方してもらい、排卵予測日(月経周期が30日の方ならば16日目頃)の2日前(14日目頃)くらいから使ってみてください。はっきり陽性が出たら、可能な限り早いタイミングで夫婦生活を持ってみましょう。
デュファストンは、黄体ホルモン製剤で胚の着床を後押しし、流産を 予防する薬です。アシストの意味での処方と思われますので、ご心配されなくてもよいで しょう。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
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