山下レディースクリニック
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2010年11月16日
第1子目を体外受精・受精後2日目で凍結し自然周期で2つの卵を返して授かりました。
その時の余剰卵を凍結保存していたので現在第2子目を授かるための治療を再開しました。
先生から第1子目の時と同じ方法でという事だったので治療しましたが結果はえられませんでした。
今回は自然周期で5日目の状態まで培養して、アシスト八チングしましょうといわれ現在結果待ちです。
卵の成長はゆっくりだったけど、胚盤胞の1歩手前まで育ったそうです。
本日山下先生にお伺いしたいのは結果が得られなければ次回はどのようにしたら良いと思われますか?担当の先生が外来に出なくなって別の先生になったので質問しずらくなりました・・。
凍結卵はのこり5つありますが2つ返すよりも1つ返して回数を重ねた方がいいですか?
やはり2つの卵を5日目まで培養しハッチィングして返すのがベターでしょうか?
現在36歳なので治療は休まず続けるつもりですが再度採卵にならないように、何とかいまの凍結卵で良い結果が得られるように頑張りたいと思っています。
山下先生のアドバイスをお願いします。
もしも、『ななな』さんに、現在、着床障害になるような問題(子宮内膜が薄いなど)がなければ、移植の仕方で妊娠を決定的に難しくすることはなく、むしろ今ある凍結胚の中に、妊娠の可能性がある胚が残っているかどうかにかかっているといっていいでしょう。見かけのグレードはよくとも、胚が偶発的な染色体異常を持っていることもありますので、少しでも生命力のある胚を見極めるために、やはり胚盤胞まで長期培養することをおすすめします(なお、グレードのいい胚盤胞でも、染色体異常を持っていることはあります)。
それから、移植の個数ですが、胚のグレードによると思われます。『ななな』さんは36歳とのことですが、採卵時はさらにお若かったはずですので、グレードのいい胚盤胞ができれば、多胎妊娠を避けるためにも、単一胚移植のほうがいいでしょう。
まずは、今回の移植が、いい結果になっているといいですね。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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通院期間はそんなに長い方ではなかったのですが、筋腫があり、不安に思うこともたくさんありましたが、先生、ナースの方々、受付の方々、みなさんにいつも癒され、助けられました。本当にありがとうございました。YLCに出会えたことに感謝しています。みなさんもあきらめず、前向きにがんばって下さいね!!赤ちゃんはきっと来てくれます!!
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