山下レディースクリニック
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2008年11月25日
先日は丁寧なお答えありがとうございました。
良好な胚盤胞もたくさん凍結できたので、これから移植していくのですが、悩んでいることがあります。
今まで4回のホルモン補充周期移植をしましたが、4回とも着床はするのですが、その後継続できず化学流産、繋留流産になっています。
移植周期はホルモン値もよく、内膜も問題ありません。
ちなみに不育症検査、染色体検査ともに異常はありません。
病院ではホルモン補充周期の前にプラノバールを服用する方針です。
プラノバールを服用することで、内膜がきれいになるとの説明ですが、プラノバールを服用することで、その周期の経血量は少なく、色も黒っぽくなります。
このような状態でもホルモン補充周期の場合は、プラノバールを服用したほうが妊娠率が上がるのでしょうか?
もしプラノバールを服用しないで、ホルモン補充移植をした場合のリスクはどのようなことが考えられますか?
私もホルモン補充周期移植を行う際は、基本的には前周期にプラノバールを処方しております。プラノバールでリセットすることで移植周期の内膜が、より良好な状態で形成されることが期待できると思います。また、自然排卵がある程度抑えられることも、メリットの一つです。
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