山下レディースクリニック
ありがとうございました。
2009年8月20日
山下先生ありがとうございます。
気持ちが少し楽になりました。
ただ、まだ気持ちが吹っ切れなくて、
少し不安がありますので教えてください。
素人ながら調べたのですが、
ジスロマック(アジスロマイシン)
アメリカ薬事局でランクB、オーストラリア基準B1と
書いてあり実際の症例が少ないようでして不安が残ります。
私みたいに妊娠4週での服用で
ジスロマックは安全で不安がないいのでしょうか?
アメリカのFDAのBランクや、オーストラリア基準B1ランクについてですが、いずれも、あえて妊婦さんで安全性を実証するための対照実験を行っていないというだけであって、「動物実験では危険性は否定されていて、妊婦さんにも使われてい るけれども催奇形性の報告なし」といったレベルのものです。そもそも妊婦さんで、積極的な実験などできませんので、抗生物質のみならず多くの薬剤はBランク=「妊婦さんでも使用可能な薬」とご理解いただいていいと考えます。ジスロマックなどのマクロライド系の抗生物質は、ペニシリン系や セフェム系同様、妊娠される可能性のある若い女性にも積極的処方されている薬ですが、国内外ともに催奇形性の報告はありません。産婦人科医が妊婦さんへの安全性を重視して、よく処方する抗生物質です。
産道感染という意味では、出産までに完治すればいいのですが、子宮頸管炎からの流産は、いつ起こってもおかしくありませんので、もう一度、ジスロマックを処方された医師に説明を求め、『ゆき』さんがご納得できましたら、早めの服用をおすすめしたいと思います。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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私は幸いなことに、半年程で卒業することができました。通院中は色々なことを考え、不安なこともありましたが、山下先生や看護師さんスタッフの方に勇気づけられました。本当にありがとうございました。
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