山下レディースクリニック
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2011年9月7日
海外で治療中の31歳です。卵管閉鎖により体外受精です。
1回目体外受精は7週稽留流産、
2回目(今回)はホルモンを補充して凍結胚盤胞移植を行いましたが、
移植10日目のhcgの数値が8.5で本日化学流産との判定でした。まだ生理は来ていません。
あと1つ凍結胚盤胞が残っているのですが、次の治療について質問させてください。
1、化学流産後は生理が来たらすぐ治療再開できるものでしょうか。
2、11月末に主人の転勤で日本に本帰国することとなっています。
妊娠した場合、妊娠11週〜12週あたりで14時間の飛行機異動と なるのですが、それによる流産の危険や子供への影響等(奇形 等)についてはどのように考えたらよいでしょうか。
せっかく1つ残っているので無駄にしたくなく、できれば最後に1つ移植をしたいと考えておりますが、スケジュール上の問題でどのように病院側に希望を伝えるべきか悩んでおります。
最後は主治医と私の判断ということを承知の上で、先生のご意見をお伺いできますでしょうか。よろしくお願いいたします。
流産後は、ホルモンバランスが乱れがちになりますので、自然妊娠を目指すうえでは、月経再開後1、2周期間をあけてからチャレンジされたほうがいいとアドバイスされるケースが多いようですが、ホルモン補充周期での凍結融解胚移植は、 月経が再開すれば、すぐにでも可能です。
妊娠11、12週頃の長時間のフライトに関しても、その時点での体調に問題がなければ可能です。機内では、まめに姿勢を変えるなどし、血流が滞らないようにしましょう。なお、長時間のフライト自体が赤ちゃんに悪影響を与えることはありません。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
回り道をしましたが、山下先生にお世話になることが出来て、本当に良かったと思っています。前医から転院して9カ月目、6回目の人工授精での妊娠でした。排卵のタイミングをのがしてしまった時も、妊娠できずに落ちこんだ時も、いつも先生は「頑張ってね」ではなく、「頑張りましょうね」と励まして下さって、それがすごく心の支えになり、また先生への信頼感になりました。スタッフの皆様もいつも笑顔で親切で、安心して通院できました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。2人目の時もよろしくお願いします♡✿吉松陽子さんの絵がかけてあるのがお気に入りでした✿
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