山下レディースクリニック
アドバイスをお願いします
2012年2月1日
山下先生こんばんは。宜しくお願いします。
現在41歳3ヶ月で治療歴は4年ですが、その間に治療を休んだ38歳の時に自然妊娠しました。
しかしながら子宮外妊娠だった為、それ以降は体外授精(顕微授精)のみの治療を続けています。
昨年夏より2つ目の病院に通っており、9月と1月に採卵・胚盤胞移植を行いました(初期胚と胚盤胞の2段階移植)
いずれも着床はしましたが陰性でした。
今月採卵した受精卵の残り1個は桑実胚で現在凍結保存してあります。
担当医の先生から年齢の割には卵巣、卵子?が元気の様ですが41歳はかなり難しい、40歳以降は4・5回トライして陰性なら諦めた方がいいですよとのお言葉でした。
落ち込みますね^^;
40代でも妊娠・出産される方はいらっしゃいますが、やはり妊娠される方の卵巣年齢は特別若かったり、2人目妊娠だったりするのでしょうか?
私達夫婦はまだまだ治療を諦めるつもりは無いのですが、色々な思いが駆け巡り治療について悩んでしまっています。
山下先生が考える40代の妊娠の可能性や治療等についてお考え等をお聞かせ願えたら幸いです。
お忙しい中すみません、宜しくお願い致します。
『ゆうこ』さんご夫妻は、子宮外妊娠とはいえ、38歳のときに自然妊娠されておりますので、基本的な妊孕力はおありになったのだと思います。
ただ、担当医がおっしゃるように加齢による卵子の質の低下は、医療ではフォローできない問題でもあります。当院でも、40代で妊娠される方はおられますが、決して多くはありません。
とはいえ、『ゆうこ』さんは2度の2段階胚移植でいずれもいったんは着床されているようですので、凍結胚移植が妊娠にいたらなかった場合には、再度、採卵を試みられてはいかがでしょうか?
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
41才になって3ヶ月。突然、卒業生の側になりました。結婚18年目を迎える直前です。40才の誕生日の時、子宮ガンの健診で受診した先で、40才超えると自然妊娠の可能性は3割きりますよと言われ、慌ててこちらにお世話になることになりました。私達の場合は、身体に何の異常もなかったため、少し気楽に考えていました。クロミットの力だけ借り、AIHを選択し、確か4ヶ月くらいで、一度着床し喜びましたが、喜びもつかの間、5W少しで流れてしまいました。池川明先生の「ママ、さようなら、ありがとう」を読んで、生まれてこなかった子も役割があると知り、勇気づけられました。私達にとっては、40才になっても、受精し、着床するということを経験させてもらい、焦りが減り、二人で楽しく過ごすことに意識を向けることができました。でも、そこからは、ちょっと長く感じました。結局、AIH12回目で無事妊娠に至りましたが、中待ちで卒業生からのメッセージを読みながら、涙していた日々を今も思い出します。辛いこと、沢山あると思いますが、あきらめずに頑張って下さい。治療に挑めているこの環境に感謝して一日一日をお過ごし下さい。49歳の友人もチャレンジしています。最後になりましたが、先生、スタッフの皆様、私達に子供を授けて下さり、ありがとうございました。無事に産んできます。そして、2人目、3人目・・・とまだお世話になるつもりでいるので、よろしくお願いします。
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