山下レディースクリニック
ステップアップについて
2005年8月11日
初めて質問させていただきます。
もうすぐ35歳になる者です。
クロミッド+HCGを2周期、フェルティノーム(225単位)+HCGを2周期試しましたがダメでした。
しかも卵胞も毎回2〜3個ほどしか育たず、HCGをうっても1〜2個排卵すればいい方です。
3年程前に子宮内膜症の手術をうけました。両方の卵巣に内膜症があったため、両方の卵巣の悪い部分だけを取り除きました。主治医は内膜症の影響が大きいと言っています。
年齢的なものもあり,早期に人工授精,体外受精とステップアップすべきなのだろうと思うのですが,経済的・精神的に不安で踏み切れません。
35歳以上の治療の場合,何周期ダメなら次段階にステップアップしていったらよいのでしょうか?私のようにあまり卵胞も育たない場合は,体外受精のための卵子を採取するもの難しいのではないでしょうか?そういった場合の対処法はあるのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが,どうぞよろしくお願い致します。
卵胞の数は普通クロミッドなどで誘発した場合は
多くても2つか3つくらいしか育たないでしょう。クロミッドだけで10個も育ってくるような人は反応しやすい特殊体質でしょう。
フェルチノームも225単位を何日間使ったのか、毎日連続か1日おきかそんなことでも違ってきます。一般的には、体外授精をするわけでもないのにたくさん卵を育てようねらうことはないと思います。たくさん育ってそのままhCGをつかったりしたら
いくつ排卵するかわからないわけで多胎のリスクやOHSSなどのリスクが非常に高くなるわけです。
どんな誘発の仕方をされたのかわかりませんが、この情報だけではいわゆる低反応卵巣のようなことかどうかは決め付けられませんが。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
©山下レディースクリニック