山下レディースクリニック
今後の治療について
2010年1月9日
はじめまして。こんにちは。
2人目を望んで2年がたちます。1人目はすぐに授かりました。
2年前のものですが血液検査ではLH5.8、FSH3.8で数値が逆転していると言われました。高温期のP値は7.66で体温が36.5度程度が3〜5日あるだけであとは高温と低温の間の体温をうろうろしています。排卵は自力でしますがこの1年ぐらい左からの排卵はありません・・・そのほかの検査は異状なしでした。主人も異常なしです。
しばらく治療をお休みしていたのですが、以前の治療では高温期のみホルモンの補充(ルトラール1日2錠、プレマリン1日2錠、プロゲストン注射50ml1日おき)をしていました。
次周期から治療を再開したいと思っているのですが低温期にも排卵誘発などの治療が必要でしょうか?黄体の働きが悪いのは卵巣の働きが悪いことや卵の質が悪いことなどから来ているのでしょうか?
自然妊娠を望んでいるので投薬や注射等での治療を希望しています。
先生でしたらどのような治療をされますか?黄体期の治療は以前のままで大丈夫なのでしょうか?治療によりP値は上がりますが同時にE2値も642とかなり上がるのですがそれは問題なしですか?
1人目との年の差がどんどんひらいていくのでとにかく可能性の高い治療がしたいです。
転院も考えているのですが、その際には再度血液検査が必要でしょうか?今通っている院での検査結果等を持参させてもらって今後どうしていけばいいのかまずは相談での来院という形をとらせてもらっても構わないでしょうか?
FSHよりもLHが高いというのは、多嚢胞性卵巣症候群 (PCOS)の方の特徴のひとつですが、月経周期が28日型よりも長いということはありませんか? PCOSは、卵胞がある程度の大きさまでは成長するけれど、排卵が起こりにくく、月経周期が長めになります。もし、PCOSの傾向があるようであれば、黄体機能を高めるためにも、排卵誘発剤で卵胞の順調な成長を促して、hCGで確実に排卵させ、良い黄体をつくるという治療も必要かも知れませんね。
なお、P値とともにE2値が上昇するのは良い傾向ですので、ご心配ありません。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
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不安に思いながら通院していましたが、妊娠がわかってからは何でもなかったように感じます。少しの間つらいですが、希望をもっていれば願いはかなうんだ、と思いました。
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