山下レディースクリニック
枯死卵 染色体異常について
2011年11月15日
先生、はじめまして。
私は35誌の時にAIHで子供を授かっています。
その後、二人目の治療で37歳よりAIHを数回しましたが陰性で38歳より体外受精を行っています。
現在までに採卵は3回、移植は7回しております。
3回ともロング法で10〜13個くらい採卵できています。
現在39歳です。
今年の5月に3回目の採卵をして10個採卵、5個受精、4個杯盤胞になりました。
新鮮胚にて移植しましたが、胎嚢確認後流産、
次は陰性、10月に凍結杯盤胞移植しましたが、また6週で胎嚢のみの流産でした。
先生からは枯死卵と言われ、染色体異常がほとんどなので良い卵が取れるのを待つしかないと言われました。
陰性より手術が必要の流産は本当に心身ともにしんどいです。
数回、高齢のために染色体異常などのため流産されてのちに、出産された方は先生のクリニックではいらっしゃいますか?
それは凄く確率は低いのでしょうか?
何か良いアドバイスがあればお願いいたします
治療のうえの妊娠が流産に終わり、しかも処置が必要な状況は、本当にお辛いことと思います。高齢による染色体異常が原因と推測される流産を繰り返したものの、最終的に無事出産された方は、当クリニックにもたくさんおられます。胚盤胞到達率は悪くありませんので、希望を持って治療を続けられることをおすすめします。
ただ、すでに反復流産となっており、胎児の染色体異常が確認されている訳ではなさそうですので、超音波検査で着床の妨げになるような所見がみられるようであれば、子宮鏡検査くらいは再チャレンジ前に受けてみられてもいいかもしれませんね。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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人工授精1回目で妊娠出来るとは思ってもみなかったので、本当にうれしかったです。短い間でしたが、先生方に大変お世話になりました。色々と迷いがありましたが、今は思いきって通って良かったと思っています。
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