山下レディースクリニック
潜在性プロタクチン血しょう
2011年2月23日
先生こんにちは。
いつも参考にさせていただいております。
今は通院していませんが、数ヶ月前に近所の婦人科で負荷検査を行いました。
結果は、負荷前21、負荷後145でした。
潜在性と言われ、テルロンを3ヶ月飲みましたが順調だった生理周期が乱れるようになりました。
通院をやめ服用しなくなると3ヶ月ほどで周期は28〜30日に戻りました。
通院していた頃の検査では排卵も確認しており、基礎体温も2層に分かれています。母乳もでません。
今は自分でタイミングをはかっていますが、妊娠にはいたりません。
やはりもう一度プロラクチンを下げるために薬を飲んだほうがよいでしょうか。
お忙しいところ恐れ入ります。よろしくお願いします。
高プロラクチン血症に対しては投薬治療を行いますが、潜在性プロラクチン血症に関しては投薬治療が妊娠率を引き上げないとして、最近では負荷試験は行わない傾向にあるようです。
そのほかの不妊検査(子宮卵管造影や精液検査)は、一通りお受けになったのでしょうか? すべて受けても原因がなく、さらにタイミング法を半年〜1年以上続けて結果が出ていないようであれば、この方法では妊娠が難しい隠れた不妊原因があると考えて人工授精にステップアップされることをおすすめします。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
結婚して、子供が授からず、悩んでいる時に、山下レディースクリニックを見つけ、山下先生に子宮内膜ポリープを見つけていただきました。タイミング法で通院してから、8か月で38才の時に、妊娠することが出来、とても感謝しています。
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