山下レディースクリニック
培養液について
2011年6月16日
培養液について伺いたいのですが、読売新聞にセンゲツ不妊治療の体外受精で使われる培養液に、母親の血液の10〜100倍の有害な 化学物質が含まれることが、厚生労働省研究班の調査で分かったそうですが、よく意味がわからないのですが
どういった影響を及ぼすのでしょうか?
遺伝にも影響あるようですが凍結保存している場合
問題ないのでしょうか?
先月、読売新聞(インターネット)にご指摘の記事が載ったのを私も見ました。さらに、香港の学会で発表された内容の情報提供も受けました。ES細胞やiPS細胞を使った実験で遺伝的な異常を起こす可能性のある物質が、培養液中のアルブミンに含まれるという内容でした。
実際の体外受精では過去30年にわたって数百万人の赤ちゃんが生まれており、現在まで大きな問題が起きていない実績があります。とはいえ、この問題に関しては今後さらなる情報収集に努めたいと考えております。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
不妊検査の過程で、卵管が片側、通らなかったという現実に、とてもショックを受けましたが、先生を信じ、あきらめずに頑張ったおかげで、無事子供を授かることが出来ました。不安やストレスは多いと思いますが、あきらめずに治療を頑張って下さい。まずは、自分の体を大切にして下さい。
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