山下レディースクリニック
注射のタイミングは合っていたのでしょうか
2007年10月29日
初めて投稿させていただきます。9月10月と高温期がなく10月18日生理の5日目から排卵誘発剤(クロミッド)を服用するように言われて服用し29日に病院へ来るように言われて言ってきたのですが、今朝の基礎体温は36.80と高く、すでに排卵日を過ぎてしまっているのではないかと心配です。ですが右に6センチの卵胞が出来ているようなので、注射をしましょうと言われ注射も打ちました。明日にはまた体温が下がるのでしょうか?はっきり見えないけど卵胞があると思うといった理由で注射を打たれて心配です
体温の上がり下がりは、排卵だけで決まっているわけではなく、その日の体調も大きく影響します。つまり、基礎体温だけで排卵の有無を語ることはできないのです。
なお、注射(おそらく排卵を促すhCGでしょう)のタイミングですが、“6センチの卵胞”というのは、かなり大きいと思われます。はたして卵胞なのかな?という気もします。また、たとえ卵胞であったとしても正常な排卵は期待しにくいかもしれません。
自然周期の場合は、卵胞が20ミリ前後になった頃に排卵が起こりますが、排卵誘発剤の『クロミッド』を使うと、いくらか成長がゆっくりになり、卵胞の直径が23、24ミリになった頃に排卵が起こります(ときには、35ミリ程度、つまり3.5センチまで大きくなることも)。
その後、6センチの像がどのようになったか、病院でみてもらってもいいかも知れませんね。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
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