山下レディースクリニック
未破裂な卵胞
2009年9月30日
現在33歳、不妊治療歴2年です。
現在は、体外受精をしております。
私は、内膜症の為ラパロを受けてから、右側が未破裂卵胞に
なり、卵は育ってくるのですが、そのまま停滞してしまいます。
ラパロ半年後、きつい生理痛が復活して左側の卵の育ちが
悪くなったのと、右側が未破裂になるので、人工授精をせず
すぐに体外受精にステップアップしました。
が、体外受精もなかなかうまく行かず分割で止まってしまったり
して・・。次の体外受精までのお休み期間中でも、自然に卵は育ってくれるものの右側は未破裂になってしまうので卵胞が消えるまで2〜3ヶ月ぐらいかかります。
この未破裂なってしまう右側の卵巣はもう一生治る事はないので
しょうか?
診察、診察で経過観察ばかりで次の体外まで進めず自分の
体にイライラしてしまっています。
よろしくお願いいたします。
ラパロでの子宮内膜症の治療後、右側の卵巣で黄体化非破裂卵胞(LUF)が頻発するとのこと。LUFの原因がよくわかっておりませんので、残念ながら、それ自体を治療することはできないのです。ですから『ひまわり』さんのような方には、やはり体外受精が最も有効な手段だと思います。
刺激周期後、卵巣を休ませている間にLUFになり、体外受精 のインタバールが長くなって、より焦燥感があるとのことですが、その間は、カウフマン療法で排 卵を止めてみてはいかがでしょうか?もしくは、卵巣を休める必要がないように、刺激方法をクロミフェ ン製剤中心の軽めのものにし、続けて採卵することも可能だと思います。どちらが良いのか、担当医とよく相談してみましょう。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
3度目の体外受精で授かりました。薬の影響で体がしんどい時、精神的に落ち込んだ時は、主人や母に支えてもらい、先生や看護師さんが親切な事もあって病院通いもおっくうではありませんでした。周りの方皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
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