山下レディースクリニック
不妊と仕事の関係について
2010年5月8日
はじめまして。
GW明けのお忙しい所、申し訳ありません。
遠方な為、直接伺うことが難しいのですが、こちらのサイトを拝見いたしまして、どうしても先生に質問を聞いて頂きたく、メールさせていただきました。
結婚して6年、治療を受けて3年になります。
高プロ、子宮筋腫を抱えており、タイミング法・hcg注射を続けています。
昨年の夏には待望の妊娠をしたものの、10週で流産をしてしまいました。
その後、体は戻ったものの、いざ再開というところで口腔外科での手術が必要となり、今月に入ってやっと再開することが出来ました。
これ以上筋腫が大きくならない内に、妊娠をしたいと思っており、正直焦っています。(今は2cm程です)
ずっと気になってはいたのですが、仕事は不妊治療に影響するものでしょうか。
職場では家具等を扱っており、かなりの重量のものをお腹に力をいれて持ち運んでいます。
また、常に忙しく、走り回っています。
タイミングをとった後や、着床するであろう時期は不安で。
今の職場は3年働いており、とても充実しているのですが、もし不妊治療に差し支えるのであれば、職場を変えようと思っています。
恐れ入りますが、ご回答いただければ幸いです。
家具の運搬をされていて、おなかに力が入ることをご心配されているようですが、
私は大きな問題はないと思いますよ。タイミング法で妊娠された際も、すでに今の職場でお仕事をされていたようですし、着床を妨げるほどの重労働ではないと判断いたします。やりがいのあると感じているお仕事のようですので、ぜひお続けになられるとよいでしょう。流産は本当に残念でしたが、一度はご妊娠されているのです。希望を持って治療を受けてください。
ただ、結婚から6年が経過しているとのこと。もしも『みぃ』さんが35歳以上の場合には、今後6周期、タイミング法を試されて妊娠に至らないようなら、人工授精(AIH)も視野に入れたほうがいいかも知れませんね。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
高齢と言われて、がんばって通院されている皆様、私は43才から45才11ヶ月まで、通院しました。まわりの誰からもはじめは、ばかにされていましたが、最後は皆で応援してくれました。気持ちは通じるものです。がんばって下さい。
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