山下レディースクリニック
生理の量
2011年3月23日
時々こちらの掲示板でお世話になっています。
お忙しい中、いつもお返事を下さりありがとうございます。
今日は、生理の量について教えて下さい。
もうすぐ43歳になります。体外受精をしていますが、2年半位前に一度繋留流産して以降、内膜が6〜8ミリ弱の周期が多くなりました。それ以前は、9〜10ミリくらいでした。
生理の量は流産してすぐではないのですが、1年半くらい前から急激に少なくなったように感じています。
凍結胚盤胞がいつくかあるのですが、内膜の影響もあるのか2度移植しましたが、妊娠できません。
前周期も内膜が排卵後8ミリくらいあったのですが、都合で移植は見送りましたが、やはり生理の量がとても少なかったです。
やはり、生理の量と内膜の状態は関係ありますか?
内膜を厚くする方法は複数ためしてもらい、一番厚くなる方法で移植周期を繰り返しています。
生理の量を見るたびに、これで妊娠できるのかなと不安になってしまいます。ご教授よろしくお願い致します。
子宮内膜は、着床時期(高温期中期)に8ミリあれば問題ありません。
経血量が減っているのは、やはり骨盤内の血流が減ってきているためだと思われます。 半身浴や適度な運動など、血行をよくする努力をしてみましょう。
加齢とともに卵子の質は低下し、見た目の胚のグレードはよくても、
染色体異常などを持つ胚が増えてきてしまいます。今ある凍結胚盤胞を、ベストなタイミングを見極めて移植していくことが大事です。 子宮のほうは、卵子に比べて、加齢の影響を受けにくいのです。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
長いようで短い治療期間で、不安になることもありましたが、先生をはじめ、スタッフの皆さんの温かい対応のおかげで通い続けられました。先の見えない日々に、疲れる時は少し息抜きしながら、のんびり赤ちゃんを待ちましょう!
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