山下レディースクリニック
排卵までが長い卵子
2009年7月5日
3900でご質問させて頂きました「ちい」です。その節は大変心優しいご返信を頂き心より感謝しております。ありがとうございます。
その後、hCG注射による陽性ではなく、妊娠していることが判明し(胎のうが見えた段階です)、今まで3年以上できなかったので大喜びなのと同時にこのまま妊娠継続できるか一喜一憂の日々をすごしております。
そこでどうしても不安なことがあり山下先生にもう一度だけこの場を借りてご教示頂ければ幸いです。
今周期は低温期が20日間と長く、その間少量の出血もあったりで、いい卵ではないと思っていました。排卵までが長い卵子だと、赤ちゃんへの影響があったり(奇形など)、今後妊娠継続の可能性が低いなどと言ったことはあり得るのでしょうか?
(受精、着床までがしにくいと言ったことだけで、そこまで行けば卵の質は赤ちゃんへの関係ないと思ってよいのでしょうか)
あと、胎のうが4W6Dで4mmと小さめだったのと、ごく少量ですがですが茶おりものが続いています。鮮血ではないし、あとは胎芽と心拍確認できるまで待つしかないということで、2週間後が次回の検診と言われ、特に追加で注射などはしませんでしたが、山下先生でしたら何か処置をされますでしょうか?1週間後にもう一度診てみなくて大丈夫でしょうか?
とても不安です。すみませんが先生のご意見お伺いしたく、どうぞよろしくお願いいたします。
それは、本当によかったですね。確かに、排卵までの時間が短すぎたり、長過ぎたりする場合には、卵子の質が思わしくなく、妊娠に至りにくいという医師も多くおります。ただし、『ちい』さんの場合は、低温期が長いといっても20 日程度ですし、何よりきちんと受精し、着床されたわけですから、あまりご心配にならないほうがいいですよ。赤ちゃんを信じて、ゆったりとした気持ちでお過ごしください。早く心拍が確認できるといいですね。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
なお、この相談事例集により万が一不都合、不利益を被った場合でも、
回答医または山下レディースクリニックのいずれもその責を負わないものとします。
山下先生、スタッフの皆さん、本当にお世話になり、ありがとうございました。1回目のAIHで赤ちゃんを授かることができ、本当に感謝しています。こちらでお世話になっていなければ、いまだに悩んでいたと思います。皆さんも、自分とパートナーを信じ、先生を信じて、どうかがんばって下さい。
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