山下レディースクリニック
排卵後の卵胞につぃて
2005年6月18日
はじめまして。今週期初めて薬を使わず自力排卵でのAIHをしたのですが、生理周期8日目の卵胞チェックでは13mmで、10日目の夕方にはすでに20mmになっていました。同じ日のLHサージも陽性だったと伝えると、先生もあわてて明日の朝人工授精をしましょうと言われ、次の日行いドュファストンをもらい飲んでいます。私の生理周期は28日で、毎回LHサージは10,11日目には陽性になります。これは早すぎるようなのですが、薬などを飲んで調整した方がよいのでしょうか。それから、もう一つ質問があるのですが、人工授精後すぐエコーをしてくれず(卵胞は2,3日かけて小さくなるため今見てもわからないと言われました)、1週間後のエコーで黄体化し、形が変わった卵胞が40mmぐらいになって残っているそうです。実は右にも前回の排卵後のものがまだ消えず30mmぐらいで残っています。黄体ホルモン値から排卵はしているようなのですが、このまま自然に消えるのでしょうか。このまま消えないものを卵巣のう腫と言うのですか。右下腹部に引っ張られるような痛みもあり、心配です。このまま、自然排卵でAIHを続けても大丈夫でしょうか。長くなって申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。
残った黄体嚢胞はいずれ自然に消えていきますので
心配ないでしょう。
自然周期だからこうなったというわけではなく、それはむしろ
排卵誘発剤などを使ったときのほうがこういうことがおこる頻度は高いと思います。排卵したのかどうかは確かに、
黄体が大きく腫れているとわかりにくいですね。
いったん、排卵して小さくなってから、黄体になって膨らむものもあるでしょうし、排卵しそこなって黄体になるものもあるでしょうが、黄体中期に見たときには区別はつきません。
まあ、今回のことはたまたまおこったことと考えられればいいとおもいますよ。
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