山下レディースクリニック
専門の病院に転院したのですが
2011年9月29日
このサイトで勉強させてもらっています。
二人目不妊で、私に排卵障害、主人の方にも運動率が悪いなど原因があり、人工授精をしてもなかなか授かれません。そこで、今日専門の病院を受診してきました。
今までの病院と方針が違いすぎて戸惑っています。2点教えてください。
まず、クロミッドの服用について。今までは1錠ずつ、エストラーナテープを貼って、タイミングを合わせてHCGという方法でやって排卵してます。今日の病院では、2錠ずつ、周期11日目からHMG追加という方針です。1錠でも排卵してるのに増やす必要性・意図はあるのでしょうか。一人子どもがいるので、多胎の心配は高まります。そんなことを気にしていられないのでしょうか。
また、HMGについて。子どもを何度も預けられないから、クロミッドの短所をエストラーナで補っていました。HMGだと何回も通院しなければならず、子どもが大変になるので従来の方法で、と言ったのですが、そんなものに効果なんかあまりないと言われてしまいました。また、せっかく専門のところへ来たのだから、今までと同じ方法では意味がないとも。
なんかもやもやを残したまま病院を出てしまって、ここにいきつきました。そんな意味のないことを私は一年やっていたのだろうかと思ってしまって。先生によってこんなに見解が違うのでしょうか?
不妊治療は、納得して受けることが大事です。
私は、通常クロミフェン製剤とエストラーナを併用するような処方は行っていませんが、この方法で一年治療を受けられたことが無意味であったとは思いません。
ただクロミフェン製剤を日に1錠でも月経周期14日目頃に排卵していて、すでに人工授精の有効回数といわれる6回を超えてチャレンジし続けているようであれば、排卵数を調整できない人工授精で、排卵誘発剤を増量したり、注射タイプのものにするよりは、そろそろ体外受精を視野に入れたほうがいいかもしれませんね。
<ご注意>
この相談事例集は、あくまでも参考にとどめ、実際に何らかの行動をとる場合には、
必ず医師の診察を受けて下さい。
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私はまだ20代という事もあり、先が見えないのと何もわからないので不安だらけでした。でも先生を信じて治療に通いました。明るい先生、スタッフの方々のおかげで赤ちゃんをさずかる事ができました。今は辛いと思いますが信じてがんばって下さい。
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